初雷の瞬き

会期：2022年3月24日~29日

「初雷の瞬き」
小倉咲枝・さいとうともこ　銅版画　二人展

2022年3月24日（木）~29日（火）
11：00~18：00（最終日17：00）

微かに光る空
遠くに雷の音が聞こえる
ある庭、ある部屋
何かが起きる予感を孕んで

会期中オンラインショップでも販売。
https://galleryarai.stores.jp/

主催:ビバアルテ

共に美大出身の二人は（さいとうは日本画、小倉は洋画）、子育てなどで大変長いブランクの後、
大阪にありました紅梅町版画工房で創作活動を再スタートさせたのですが、それが私たちの出会いです。
初雷（初春の季語）の瞬きと共に訪れる何かが始まる予感に私たちを重ね合わせ、今回のテーマとしました。

また、共にモチーフに花を選ぶことが多いのですが、「ある庭、ある部屋」とあるように、違う角度から捉えています。
さいとうは、身近な自然の「ある庭」で、生まれおちたところで黙って生きる草木を愛おしく思い、
その美しさに眼だけの生き物になり蟻のように這い回って喜びに浸るのでした。
小倉は、ささやかないつもの居場所である「ある部屋」を舞台に、日常の中のふと心揺さぶられた一瞬を切り取り、
孤独、葛藤、喜び、悲しみ、など様々な思いが往来する様を、表現したいと思っています。

展示・イベント情報一覧TOPに戻る